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自らの失言により、辞任をする方向へ話がすすんだ静岡県の川勝平太知事。
非常に聡明で、早稲田大学教授経験やオックスフォード大学で博士号を取得するなど素晴らしい経験を持っています。
そんな川勝平太知事は、数々の失言で世間を驚かせたことでも有名です。
今回は、辞任に至るまでのあいだに発言した失言を【時系列】でまとめてみました。
【時系列】川勝平太静岡県知事の失言まとめ10選！辞任に至るまで。
川勝平太静岡県知事は失言により辞任へ
2024年3月29日。川勝平太知事がリニア中央新幹線の着工を認めない為に、2027年開業を目指すことが不可能になりました。
その後、川勝平太知事は気が緩んだのでしょうか。
今度は地元静岡県の皆さんを職業差別するような失言をし、辞任に追い込まれました。
しかも「リニア開業が延期されたことで、自分の責任は果たした」と更なる問題発言を上乗せするかたちでの辞任です。
【時系列】川勝平太静岡県知事の失言まとめ集
①教師侮辱発言
2013年9月。
「教師の授業が最低だということ」
その年の学力調査の結果、県の小学6年生の国語Aが全国最低だったことを受けての発言。
②県議会はヤクザ発言
2019年12月。
「県議会にはヤクザもいる、ゴロツキもいる。そういうゴロツキと一線を画してバンバンやってほしい。」
「反対する議員は文化力がない」
「反対する人がいたら県議会議員の資格がない」
面談の席で、県の構想に反対する県議らに対しての発言。
③菅総理見下し発言
2020年10月。
「菅義偉という人物の教養のレベルが図らずも露見した。学問をされた人ではない。単位の為に大学を出られた」
「任命権があるとか何も語ってないに等しい。信教、学問、言論の自由は基本中の基本。日本の学問立国に泥を塗る汚点」
知事の定例会見で日本学術会議が推薦した会員候補105名の内、政府が6人の任命を拒否した問題について、一言。
④時代錯誤な容姿判断発言
2021年6月。
「みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子はあまり賢いことをいわないとですね、なんとなく、もうきれいになる、きれいに見えないでしょ。ところが全部キレイに見える。」
知事選中の集会で、静岡文化芸術大の学長時代のエピソードを紹介した際。
⑤コシヒカリ発言
2021年10月。
「こちら（浜松市）は食材の数でも439ある静岡県の食材のうち3分の2以上がここにある。
あちらはコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。
浜松、遠州、その中心、ここ、経済はここが引っ張ってきた。あちらは観光しかありません。
それしか知らない人間、そんな人間がですね、静岡県全体の参議院議員になってどうするんですか。
だめです。」
参議院静岡県選挙区補欠選挙の応援演説で、対立候補の地盤だった御殿場市と浜松氏と比較しての発言。
⑥自衛隊災害派遣要請遅延に対する発言
2022年9月
「携帯電話の番号を知らない。電話をしあう関係ができていません。」
台風15号の影響で静岡県が記録的な豪雨被害に見舞われた際、県による自衛隊の災害派遣の要請が遅いと批判を受けて。
⑦水発言
2022年12月。
「さらに、ひとこといえば、牧之原市の幼稚園で、いたいけな子供さんが熱気の中である意味水分を全部、体内から吸収されてお亡くなりになった、それもある意味で。広い意味で『水』と関係していると思う。」
今年を表す漢字を問われた際に、リニア問題や台風15号の被害を例にあげて「水」と答えたのちの発言。
⑧東アジア文化都市強行発言
2023年10月。
「三島を拠点にしまして、東アジア文化都市の発展的継承センターのようなものを置き、今、土地を物色中。詰めの段階に入っている。」
実際には、県議会へ上申すらしておらず川勝平太知事の暴走。
⑨浜松見下し発言
2024年3月。
「藤枝東はサッカーをするためにはいってきている。学校もボールも蹴ることが一番重要なこと。勉強よりもなによりも。」
「磐田というところは文化（水準）が高いんですよ。浜松よりもともと高かったわけでしょ。」
「侍ジャパンとか”侍”というでしょう。礼儀正しい、潔い、スポーツマンシップが身についている。それは、男の子はお母さんに育てられる。お母さんは持っている。」
女子サッカークラブ「静岡SSUボニータ」の監督や選手との懇談で。
⑩職業差別発言
2024年4月。
「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、
モノを作ったりとかいうことと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い人達です。
ですから、それを磨く必要がありますね。」
静岡県庁で新規採用職員向けの訓示を行ない、述べた挨拶。
まとめ
【時系列】川勝平太静岡県知事の失言まとめ10選！辞任に至るまで。
と題して、川勝平太知事の失言集をまとめてみました。
川勝平太知事ほど失言の多い知事も珍しいかもしれませんね。
目立った失言だけを振り返っても10回ありました。
ただ、ご本人も一連の発言に対しては
「言葉足らずの部分があったことは申し訳ない」
との発言がありました。
言葉が足りないと言うことで誤解を招いてしまったのかもしれませんね。
次の静岡県知事さんには、失言には注意していただきたいと思います。
